2号機のリヤショックを “FAST ACE” 製に交換

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、チャイナ2号機のリヤショックを、FASTACE製のものに交換してみました。



2号機に付属していた派手なショックは、一応ツインチューブ用に設定されていたものらしいんだけど、オレの体重(軽量級かな?)では、スプリングが強すぎる感じがして、どうも違和感があった。 って言うより、オレ自身2輪車は全然シロウトなんで、何が良くて何が悪いのか、実際のところ良くわかっていない。 四輪車とあまりにもセッティングや基本理論自体違うからね。

何が大きく違うかって言えば、当たり前の事だけど二輪車って、人間がコントロールしなければならないファクターが多い。言い換えれば、人間しだいでセッティングが大きく変わる。
特に足回りが一番違うと思う。例えばブレーキ。 
四輪車の場合は効きタッチと言った2輪車と同じファクターの他に、バランスと言うのが存在する。 通常ブレーキバランサーを付けられるカテゴリーの車輌以外は、ローターやキャリパー、パッドの材質や配合を組み合わせて、車輌自体のブレーキの前後バランスをセッティングする。
対して二輪車はブレーキバランサーは自分の右手足だからね。バランスも何もないわけよ。(オレのレベルでは・・・)

またライダー自身の体重も特にミニモト系では重要ファクター。 四輪車って、車の中でドライバーが動ける範囲で動き回っても(普通やらないが・・・)挙動に変化無いけど、二輪車って、同じライダーが操っても、前ノリなのか後ノリなのか、荷重なのか抜重なのかで大きく挙動がかわるでしょ?  体重50kgと100kgではセッティングも変われば、同じパーツを使っても評価が全く違うことも考えられる。

こんな事からもバイクのパーツ選びやセッティングって不確定要素が多くてすごく難しい様に感じる、ってゆうかどれが正解なのか、さっぱりわからん。 四輪やってた頃は、チューナーさんや他のドライバーさんに乗って貰って、意見を聞いたりセッティング出したりしていたが、バイクは乗り方もシロウトなら、同じ条件のミニモトも回りにいないからね。

まぁそんなオレでも2号車のリヤは違和感を感じていたほどヒドイもんだった訳です。(^▽^;)
で、交換にいたったわけですが、チョイスしたのは、FASTACEの「BS-58AR-270L」と言う商品をベースに縦サス用ハードスプリングを組み込んだもの・・・らしい・・・。実はこの「らしい」ってのがクセモノで、見た目的には同じに見えるし、商品の販売元も「コレはホンモノです」っておっしゃっていたが、どこを見ても"FASTACE"のロゴもステッカーさえも見当たらない。 元々この商品はアメリカ向けに販売されている商品で、台湾製なのだそうですが(サイト見るとそう書いてある) 、Made in ROC の記載も無い。パッケージもプチプチでくるんであっただけだし。

このショックの販売元は、2号車を買ったところなんだが、サイト上では「フロントサス:倒立タイプ/ダンピング調整可能」って書いてあったんだけど、調整効かない(ダイヤル自体ダミーっぽい)のを掴まされているので、イマイチ信用出来ないんだよなぁ・・・。

そんな一抹の不安を抱えつつディティールをチェック。



一応調整ダイヤルはノッチ式で「カチカチ」回ります。



全体写真はこんな感じ。
見た目的には、初期に装着されてきたものとは雲泥のクオリティー。
ボディーもきちんとブラックアルマイトですし、車高調整部分の出来も文句なし。



取付には、ショック取り付け部の上側のカラーを若干削る必要がありましたが、すんなりと装着可能。
装着後にはちと感動が・・・。

ミニモトで初めて1Gでリヤが沈み込むのを体験したオレがいましたよ! 

これならサグだしも出来るってもんです。 ガレージ前の駐車場の段差でジャンプして遊んだりしたんですが、底突きするわけでもなくショックを吸収してくれているみたいです。それに問題の「リバウンド・アジャスト機構」も問題なく作動しています。一番閉めこむと、リヤの戻りがえらく遅いです。
今回はアタリかも\(^▽^)/ 



ってココまで見て、「あれ?」って思った方はミニモト中毒!。
サブタンク取ったら、どこぞの「ショップオリジナルショック」に瓜二つ・・・ですねぇ~。
FASTACE自体は会社案内の中にも書いてありましたが、1990年創業でOEM/ODMがベースの会社。 自社ブランドである"FASTACEブランド"自体2002年からのスタートらしいんで、他社に商品供給していたとしてもなんらおかしくはありません。 もっとも、あたしゃ中華製品流通事情の専門家じゃないので この商品あの商品と同じモノかは存じ上げませんがね。 この商品がFASTACE製かもわかんないんですから。(;´▽`A“

ということで、このショック、#247的には
#247オリジナルシグネイチャーモデル(台湾製)

 



と言うことに( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ

ステッカー貼ったら立派な「オリジナル商品一丁あがりっ!」ってなもんです。(´○`; ポカーン

こんなエントリーも気になりません?

6 個のコメント

Skip to comment form

  1. おー。コレ良さそうですねえ。
    サス剛性が上がると、今度はスイングアームの受け部分が(折れちゃいそうで)ちょっと怖そう。
    スイングアームを含め、リヤサス周りのトラブルが多い縦サスチャイナのイメージを払拭してくれることに期待です。

  2. >YARBOさん
    そうなんですよ、サス自体の剛性は随分しっかりした造りなので心配なさそうなんですが、ご指摘の部分はかなり不安要素ですね。見た目的には、削りだしパーツなので大丈夫そうなんですが、素材がね・・・。 ご存知の通り、ヤワヤワだったりしますので(笑)。
    なのであえて取り付けボルトはチャイナのままです。 ココが最初に折れてくれれば被害は少ないですからね。でも曲がって抜けなくなったりして(苦笑)

  3. 長野産でつか??
    俺のはサブタンクないっす…
    でもしっかり仕事してくれますね♪

  4. >だふぃさん
    そです。長野経由台湾産らしい・・・です。
    サブタンクの効果は良くわからないんですが、そんなことより、どうして誰も”t-shockロゴ”に突っ込んでくれないんでしょう? 一生懸命作ったのに(笑)

    • A-NI on 2006/07/02 at 1:49 AM
    • 返信

    Rショックについては正規OEM/コピー品ともに違いなさそうです。(数種出てそうなので解る範囲で)
    F廻りは劣化コピー品ではかなり差が出てますね。
    なのでウチははっきり正規品と解るロゴ入りを台湾正規ルートで入手。
    向こうの営業窓口が「これは何処製」とかまるっきり信じてないでーす。

  5. >A-NIさん
    「中華製品流通事情の専門家」のご意見ありとぅーす。ぶっちゃけ「メイドインROC」の商品にもピーコ品が存在するとは、ある意味恐ろしいですね。USAパーツなら理解できますけど・・・。
    もう何を信じたらイイのかわからなくなってきます。 えぇ尊師についていきますとも(>▽<;;

コメントを残す

メールアドレスは公開されません

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください